花粉症の早期治療
~毎年、毎年、こそが治療のキーワード~
2月になるとまたあの忌まわしい季節がやって来る。そう、スギ花粉症の季節。
毎年、毎年、ゆううつな季節が。
そう、毎年、毎年。
でも、毎年、毎年ということこそが治療のキーワードなのです。
毎年決まった時期にやってくる病気ということは、裏返せば事前に対策がたてられるということです。
多くの花粉症患者さんは、症状が出てきた、でもまだ軽い。ああ、もう耐えられない。病院へ行こう。
といった風に、病状が相当悪化してから重い腰をあげます。
しかしながらいったん強い反応が出てしまうと、アレルギーというものはどうにも抑えが利かなくなるもので、こうなってからではなかなかコントロールがつきません。
そこで私たちが提案しているのは症状が出る前、あるいは非常に軽い症状のうちから抗アレルギー薬を始めてもらう方法です。
これを花粉症の「初期治療」と呼んでおります。
なにも特殊な薬を飲むわけでも難しい治療をするわけでもありません。
ただ、病院にかかりだすタイミングを早めるだけの簡単なことなのです。早い時期から抗アレルギー薬を体になじませておくと、花粉の飛散量が本格的になってもあまり強い症状が出ずに過ごすことができるのです。
では、具体的な服用開始のタイミングについてですが、最近は天気予報の時間に桜前線ならぬ「花粉前線」という形で、各地域の花粉の飛びだす時期を予測してくれています。
そのような情報を頼りに症状が出る前に服用を開始する方法があります。
あるいはご自身の感覚を頼りに「そろそろムズムズしてきたな」と思ったら直ちに服用開始という方法でも決して遅くはないと考えます。
今年の飛散量(※2010年)は例年を少し下回ると予想されています。
でも油断は大敵です。病気を克服するための大原則はただ一つ、「先手を打つ」ということです。
これはすべての病気に対して当てはまることです。
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